VOICE社員の声
2020年入社/製造部 製造一課
星野 悠
お客様が笑顔で製品を持ち帰った瞬間に
この仕事のやりがいを感じる
渡辺製作所で、どんな仕事を担当していますか?
第一工場でメッシュベルト式連続炉を使って、焼き入れ、焼き戻し、焼準(やきならし)、焼鈍(やきなまし)といった加工を担当しています。まだひとり作業にあたることは少なく、先輩たちと一緒に作業しながら経験を積んでいます。
1日の仕事の流れを教えてください。
勤務時間は朝8時から夕方17時20分までが基本です。工場内での仕事が中心で、休憩は10時と15時にそれぞれ10分間、12時にお昼休みで50分の休憩があります。朝礼で上長から具体的な業務についての指示があり、それに沿って毎日働いています。
やりがいを感じる瞬間を教えてください。
完成した製品を工場で引き渡すことがあるのですが、その際にお客様が笑顔で持ち帰ってくださった場面がありました。そのときに「この仕事に就いて良かった」と思えました。誰かの役に立っていることは、純粋にうれしい気持ちになります。
渡辺製作所で一緒に働く仲間たちの雰囲気はいかがですか?
コミュニケーションが取りやすく、とても雰囲気がいいです。私は高校2年性のときに職場体験で渡辺製作所に訪れました。そこで人柄の良さに惹かれて入社を決意したんです。先輩たちが丁寧に教えてくれるので、分からないことがあればすぐに質問できる雰囲気なのもうれしいです。
業務を通して学ぶことの楽しさも
熱処理の知識をもっと高めたい
この仕事の醍醐味(だいごみ)は何ですか?
品物の目的によって加工内容が変わるところです。鉄鋼やその他の金属は加熱・冷却操作によって、性質を高めることができます。性質は多種多様でそれぞれの特徴を覚えるのが大変ですが、学ぶことの楽しさもあります。
入社前と入社後で仕事や会社に対する印象は変わりましたか?
入社前は熱処理がそんなに重要なものだと思っていなかったのですが、入社してからは生活していく上でとても大切だと感じました。熱処理をしていない状態だとすぐに折れたり、壊れたりすることもあります。だからこそ熱処理の重要性を再認識しています。
今後、身につけたい技術があれば教えてください。
金属熱処理技能士の資格を取得したいと考えています。受験するためには実務2年の経験が必要なため、今から金属の物性や熱処理方法の知識をしっかりと身につけておきたいです。
学生のみなさんに、一言お願いします。
私は職場見学をきっかけに渡辺製作所と出会うことができました。就職は悩む場面が多いと思いますが、製造の仕事に興味があれば、渡辺製作所はとても良い環境だと思います。働きやすく会社の雰囲気もいいので一緒に働いてみませんか。